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ヨーロッパ

イタリア

【取り扱い商品】ラビオリ

ラビオリとは、小麦粉を練って作ったパスタ生地の間にひき肉やみじん切りにした野菜、チーズなどを挟み、茹でてスープに加えたり、パスタソースをかけて食べる料理です。
名前の由来には諸説ありますが、イタリアのジェノヴァ地方の方言で「残り物」「役に立たないもの」という意味の“ラビオーレ”からきています。その昔、ジェノヴァの船乗り達が、長い航海中に野菜のくずや肉の切れ端も無駄にしないよう細かく刻んでパスタで包み、茹でて食べたことが始まりと言われています。

ベルギー

【取り扱い商品】ベルギーワッフル

小麦粉、卵、牛乳、バター、イースト、砂糖などを混ぜて発酵させた生地を鉄板で焼き上げたベルギー伝統のお菓子で、ベルギーでは軽食やおやつとして食べられています。

ワッフルは、ふわっとした軽めの食感が特徴的な「ブリュッセルワッフル」と、しっかりとした食べ応えのある「リエージュワッフル」2種類があります。ベルギーワッフルとして知られるのは「リエージュワッフル」と呼ばれるもので、強力粉を使用して作るためパンのようなもっちりとした食感で”パールシュガー”と呼ばれる熱に強い粒状の砂糖を使用し、食べたときの“ジャリッ”とした食感が特徴的です。

ワッフルの起源は18世紀のギリシャ。最も古いお菓子の一つである「ウブリ」(小麦と卵で作った生地を鉄板の上で丸く焼いたお菓子)に凹凸を付けて焼いたものが始まりだと言われています。

ロシア

【取り扱い商品】もちもちピロシキ

「ピロシキ」はロシアの伝統的な料理で、日本でいう総菜パンのようなもの。小麦粉を練って発酵させた生地に、様々な具材を包みオーブンで焼いたり油で揚げたりして食べます。決まった定義などはなく、ひき肉や魚をを中心に、茹で卵やチーズなど様々な具材を包んで作ります。お茶請けとしてジャムや果物を包んだ甘いものなどもあり、現地ではとてもポピュラーな食べ物のひとつです。

もともとロシアには「ピロギ」と呼ばれる料理がありました。ピロギは天板いっぱいに小麦生地を敷いて具を挟んで焼いた料理で、大きさは約40㎝四方と大きいもので、このピロギを、持ち運んだり簡単に食べられるように小さくしたのがピロシキなんだとか。ロシアの古典文学にはピロギがよく登場し、歴代のロシア皇帝も好んで食べたとされています。ピロギから派生したピロシキは、ウクライナやベラルーシ、ポーランドなどの東ヨーロッパ地域全体で伝統的に食べられています。また、ピロシキは後の「カレーパン」の原型だという説もあります。

【レシピ】オリヴィエサラダ

ロシアでお正月やお祝いの日などに食べられる伝統的なサラダ。
日本でも馴染み深い”ポテトサラダ”の起源であるともいわれています。

イギリス

【取り扱い商品】スコーン

イギリスのティータイムの定番である「スコーン」は、1800年代後半に英国北部のスコットランドで誕生したといわれています。当時は鉄板の上で焼かれていた“バノック”という平たいパンが、ベーキングパウダーの発明やオーブンの普及により膨らみが増し、空気が入ることでパンとは異なる食感になりました。更に砂糖も加わることで現在のスコーンになったんだとか。もともとは上流階級がアフタヌーンティーで一緒に食べるパンとして流行したものですが、現在では発祥地のスコットランドのみならずイギリス全土で親しまれているお菓子です。
イギリスでは一日に何度もティータイムがあり、「イギリス人は日に7回紅茶を飲む」という言葉があるほど。ちなみに、“アフタヌーンティー”は、ヴィクトリア朝時代に始まった習慣で、上流階級の人々が昼食から夜の晩餐会までの空腹を防ぐために始まったと言われています。

【取り扱い商品】給食用スコッチエッグ(Fe・Ca)

スコッチエッグはイギリスの伝統料理で、塩こしょうで味付けしたひき肉でゆで卵を包み、パン粉をつけてオーブンで焼いたり揚げたりしたものです。
半分に切ってトマトソースをかけたり、輪切りにしてサラダと一緒に食べるのが一般的です。

【レシピ】コテージ・パイ

牛ひき肉と野菜を用いたミートソースに、パイ生地の代わりにマッシュポテトをのせたイギリスの家庭料理です。
「コテージ・パイ」は牛肉を使用する場合に呼ばれる名前で、”コテージ”は「田舎の小さな家」という意味があります。

ドイツ

【レシピ】グラーシュ

ドイツの家庭料理です。
起源は中世のハンガリー。放牧中や農作業に携わる人々が簡単に昼食を済ませられるよう、外に置いてある大きな釜を使って作った「グヤーシュ」というスープが始まり。それが後にドイツに伝わり独自に進化したのが”グラーシュ”です。サラッとしたスープのグヤーシュとは違いとろみのあるシチュー料理で、牛肉や羊肉とたっぷりの野菜を長時間煮込んで作ります。

ドイツでは一般的な家庭料理のひとつとして食べられ、具材に使用する具材は各々の家庭によって異なります。マッシュポテトやパンなどとい一緒に食べることが多く、諸説ありますがハヤシライスの起源のひとつである問いも言われている料理です。

【レシピ】ブラート・カルトッフェルン

ドイツ語で「焼いたじゃがいも」という意味の、ベーコンとじゃがいもを使用した家庭料理です。
日本では”ドイツのじゃがいも料理”という意味で、「ジャーマンポテト」として親しまれています。

アイルランド

【取り扱い商品】アイリッシュオムレツ

卵にマッシュポテトを入れて作るアイルランドの郷土料理です。その昔、作物が育ちにくい土地であったアイルランドで多く栽培されていたのがじゃがいも。炭水化物とビタミン類を多く含むじゃがいもは、大切な栄養源として重宝されていました。

アイルランドは国土の約80%が農耕地であるという農業大国で、乳製品や肉類、じゃがいも、沿岸地では魚介類も食されています。主食はじゃがいもとパン。特にじゃがいもは、古くからアイルランドでよく食べられてきた作物として、国民に親しまれています。そのためアイルランドでは数多くのじゃがいも料理が食べられており、今回ご紹介するアイリッシュオムレツもその中の一つ。じゃがいもはアイルランドスラングで“スポッズ”という愛称で呼ばれており、アイルランド人にとって欠かすことのできない食材のひとつなのです。

【レシピ】コルカノン

コルカノンとは、”キャベツやケール、ベーコンを混ぜたマッシュポテト”を意味するアイルランドの伝統的な家庭料理。3月に行われる“セント・パトリックスデー”というお祭りでは国中がアイルランドのシンボルカラーである緑色に染まり、その際のお祝い料理として食べられます。

アイルランドは一年を通して気温が高くならないため、料理にはキャベツや玉ねぎなど寒さに強い野菜がよく使われています。肉類は主に羊肉・牛肉・豚肉を使用し、スパイスなどはあまり使わない素朴な味わいの料理が多いのが特徴です。

フランス

【レシピ】ブイヤベース

サフランやガーリックの風味が特徴的なフランス料理。世界三大スープのひとつです。
地中海沿岸地域の漁師たちが、売れ残った魚や売り物にならないような小魚をごった煮にしたのが始まりです。
”ブイヤベース”とは「煮込み続ける」という意味で、魚介をまるごと煮込みうまみを引き出して作るのがポイントです。

スイス

【レシピ】アルペンマカロニ

マカロニとじゃがいもをたっぷりのチーズと絡めた、スイス・アルプス山岳地方の定番料理です。
フライドオニオンをのせ、すりおろしりんごのソースを混ぜて食べるのがスイス風の味付けです。

ハンガリー

【レシピ】パプリカーシュ・チルケ

パプリカ粉とサワークリームで鶏肉を煮込んだまろやかな味が特徴的な、鶏肉とパプリカの煮込み料理です。
ハンガリーの代表的な家庭料理で、パプリカーシュは”パプリカ風味”、チルケは”鶏肉”を意味します。
農場で育った鶏をパプリカと共に煮込んだことで誕生しました。

スペイン

【レシピ】パエリア

専用の平たい鍋でたっぷりの具材を炒めて、米と香辛料を使って炊き上げる、
スペイン東部バレンシア地方発祥の米料理です。
「パエリア」は”鉄のフライパン”という意味があります。

オランダ

【レシピ】エルテンスープ

えんどう豆や野菜を煮崩れるほど煮込んだ、オランダの代表的な家庭料理です。
「エルテン」とはオランダ語で”豆”のこと。
じゃがいもや玉ねぎなどの野菜をたっぷり使い、
スプーンが立つほど濃厚になるまでじっくり煮込むのが特徴です。

【レシピ】スタンポット

オランダの家庭料理。マッシュポテトに「ケール」、「ほうれん草」、「発酵させたキャベツ」等のいずれかを混ぜて、ソーセージをのせた料理です。
”ポット”は「鍋」、”スタンプ”は「スタンプを押すように野菜やじゃがいもを押しつぶす」ことに由来しています。
ソーセージの塩気とマッシュポテトのやさしい味わいが良く合う一品です。

フィンランド

【レシピ】ペルナラーティッコ

「じゃがいも入りの箱」という意味の、じゃがいもが主役のフィンランド風グラタンです。
フィンランドのクリスマス料理に欠かせない一品で、小麦粉から作るホワイトソースではなく、たっぷりの牛乳に卵を注ぎ焼き固める料理です。

ポーランド

【レシピ】ピエロギ

ポーランドの国民食です。東ヨーロッパ周辺の料理でエキフ大公国(現ウクライナ)などの隣国から伝わりました。
ピエロギのレシピが文献として最初に登場するのは1682年。
『料理大全』というポーランド最初の料理本の中で作り方が紹介されています。
レストランのメニューだけでなく、専門店もあり国民に親しまれています。
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